昨今の健康志向の高まりに伴い、ランナーズ・ハイという言葉は広く市民権を得てきています。有酸素運動を一定時間・一定強度以上で継続することで得られる多幸感を指す概念であり、“急に足が軽くなった“、“どこまでも走れる気がした“ […]
昨今の健康志向の高まりに伴い、ランナーズ・ハイという言葉は広く市民権を得てきています。有酸素運動を一定時間・一定強度以上で継続することで得られる多幸感を指す概念であり、“急に足が軽くなった“、“どこまでも走れる気がした“ […]
抗がん剤治療の副作用としてよく知られているのは吐き気、脱毛などですが、薬剤によっては末梢神経障害も高い頻度で出現します。 特にタキサン系(パクリタキセル・ドセタキセル)、プラチナ系(カルボプラチン・シスプラチン)の抗がん […]
◯腸の自己免疫疾患と大麻 医療大麻が有望視されている病気の一つに、潰瘍性大腸炎(UC)やクローン病(CD)などの自己免疫性の腸炎があります。両者は別の疾患概念ですが、共通点も多いため、併せて炎症性腸疾患(IBD)として扱 […]
6月からクラブハウスで『大麻草でがんは治せるか?』というタイトルのルームを不定期で開催しています。これは、がん治療と医療大麻の関係に焦点を絞って、世界各地で進む研究や医療現場の生の声をお伝えすることを目的としたルームです […]
PDはふるえ(振戦)、動作緩慢、体のこわばり(固縮)、転びやすさ(姿勢反射障害)などを主な症状とする病気で、基本的には高齢者の病気です。 国が定める難病の一つに指定されていますが、比較的患者数が多く、60歳以上に限ると1 […]
昨今、本邦においても様々なCBD製品が流通するようになり、CBDの扱いに関しても行政や国会議員の間で議論が始まっています。しかしユーザーがどのような目的で製品を使用し、どのような効果を実感しているかについての学術調査は本 […]
医療大麻が合法な地域ではがん治療に大麻を併用することが急速に普及しつつあり、脳腫瘍でも例外ではありません。 2018年の時点でフロリダ州では、脳腫瘍と診断された患者の1/3が診断後になんらかの大麻製品をがんの補助療法とし […]
2021年1月、我々は日本の大麻使用者を対象とした匿名アンケート調査を行いました。その結果、大麻使用者の90%以上は依存症ではないことが明らかになりました。(詳細は学術雑誌に投稿し、現在査読中です。) しかしでは、これほ […]
医療大麻に関する取材などでよくある質問の一つに、“合法地域では医療大麻はどのような用途で用いられているのですか?“というものがあります。 これは素朴な疑問ですが、答は実は簡単ではありません。なぜなら地域毎に医療大麻が意味 […]
スポーツと大麻の関係について議論が沸騰しています。 発端は、シャカリ・リチャードソンが五輪の女子100 m走代表を決める選考会で優勝した後に、ドーピング検査でTHCが検出されたことでした。 7月2日、アメリカアンチドーピ […]
日本より一足先にCBD市場が拡大している欧米諸国では、人々がどのような理由でCBDを使用しているかについての学術的な調査も行われています。今回はアメリカとイギリスを舞台に行われた研究について解説します。 2018年アメリ […]
大麻使用罪の動向 2021年1月20日より開始された有識者会議は大詰めを迎え、5月28日に第7回会議が開催されました。大麻使用罪の是非については賛成が多数を占めていますが、松本俊彦委員、岡崎重人委員、嶋根卓也委員の3名が […]