イギリスの医療大麻制度とサイケデリックス研究 – Part 2
9月7日と8日、第53回日本神経精神薬理学会の年会で講演するために来日された、インペリアル・カレッジ・ロンドンの神経精神薬理学の教授 デビッド・ナット博士に、同じく学会に出席されていた明治大学の蛭川立准教授とともにインタ […]
9月7日と8日、第53回日本神経精神薬理学会の年会で講演するために来日された、インペリアル・カレッジ・ロンドンの神経精神薬理学の教授 デビッド・ナット博士に、同じく学会に出席されていた明治大学の蛭川立准教授とともにインタ […]
2023年8月30日に新たにTHCVが指定薬物として規制される方針となったことが大きな波紋を呼んでいます。この成分はブロードスペクトラムCBD製品の含有成分として一般的であり、現時点で国内流通している製品にも微量に含有さ […]
てんかんに次いで、CBDの研究が進んでいる疾患はおそらく統合失調症です。大麻(THC)に関しては、統合失調症の発症トリガーになる可能性が危惧されているため、家族歴などのリスクがある方は使用しない方がよいと考えられています […]
これまでの研究により、大麻草は糖尿病の予防、血糖コントロールの改善、合併症の緩和など、様々な観点から糖尿病患者の健康維持に貢献し得ることが示されています。 一方でCBDについては2016年に報告された最初のパイロット試験 […]
2023年6月21〜23日の3日間、コロラド州デンバーで開催された Psychedelic Science 2023 に参加してきました。 欧米ではここ数年、「サイケデリック・ルネッサンス」と呼ばれる現象が起きているとい […]
CBDの認知度が高まるにつれて、高齢者もCBD製品を手に取る機会が増えてきたように感じられます。複数の病気や症状を抱える高齢者にとって、様々な症状に効果が期待されるカンナビノイドは、上手に活用すると大きな救いになってくれ […]
2023年 6月 21〜23日の3日間にわたってコロラド州デンバーで開催された、MAPS(Multidisciplinary Association for Psychedelic Studies)主催による Psych […]
耳鳴りは、実際には音がしていないのにもかかわらず何かが聞こえるように感じる現象です。一般的な症状であり、全人口の10%〜15%が慢性的な耳鳴りに悩んでいると考えられています。命に関わることはないのですが、不眠や集中力の低 […]
精神に作用する物質の摂取は、その影響により運転への危険性が必ず議論の的となります。大麻に関しては、過去の研究により運転への若干のリスクが明らかになっています。そのため、酩酊状態での運転は、大麻が合法化されている地域でも、 […]
“大麻を吸うとぐっすり眠れる”というのは、多くのユーザーが共通して述べる感想であり、大麻使用者の間では半ば常識とも言える信念です。しかし、大麻が睡眠にどのような影響を及ぼすのかについては科学的な研 […]
大麻はこれまで違法薬物として世界各国で規制されて来ましたが、近年では非犯罪化や合法化の潮流が認められています。一方、日本では新たに大麻使用に罰則を導入することが検討されています。 この政策の是非を論じるためには大麻の健康 […]
抗がん剤治療には数々の副作用が伴うことはよく知られていますが、たとえば吐き気に関しては抑制するための治療薬の開発が進んでいます。一方で有効な対処法が乏しいのがしびれなどの末梢神経障害(CIPN)です。 特にタキサン系(パ […]