2022年9月下旬から10月上旬にかけて、日米両政府は大麻に関する新たな方針を打ち出しました。 厚生労働省が大麻使用罪を導入の意向を固めた一方で、バイデン大統領は連邦法における大麻単純所持の非犯罪化をめざす声明を発表した […]
2022年9月下旬から10月上旬にかけて、日米両政府は大麻に関する新たな方針を打ち出しました。 厚生労働省が大麻使用罪を導入の意向を固めた一方で、バイデン大統領は連邦法における大麻単純所持の非犯罪化をめざす声明を発表した […]
医療用大麻の利用や、大麻の「使用」罪創設について議論する厚生労働省(以下、厚労省)の有識者会議「大麻規制検討小委員会」(座長:合田幸広・国立医薬品食品衛生研究所所長。以下、小委員会)が5月からおこなわれている。 委員のひ […]
ご存じの通り、COVID-19の流行は医療政策への注目を高めました。 正解がわからない状況で決断を下さなければならない場合に、重要なのは理由が説明可能であることです。(たとえば全国民に布マスクを配るならそれがなぜ3枚でな […]
昨今検討されている大麻取締法改正において、重要な論点の一つがTHCゼロ基準の策定です。 現行の大麻取締法では、どのような品種であれ大麻である限り、法規制の対象となっています。また部位規制と呼ばれる独自ルールにより、茎や種 […]
大麻が世界中で使用される医療品、および嗜好品であることに疑問の余地はありませんが、その意義についての研究や調査は現時点では医療目的の用途に限られており、人生の質に与える影響=嗜好品としての意義についての調査はほとんど行わ […]
近年のCBDブームに伴い、ペット用のCBD製品も見かけるようになりました。 動物に対してもカンナビノイド製品は安全に使用できるのか、また有効性は期待できるのかについて考えてみようと思います。 ○動物に対する大麻使用の歴史 […]
難治てんかんに対するCBDの有効性については、これまでに様々な形で取り上げてきました。 難治性てんかんとCBD CBDが病院で処方される日 日本で買えるCBDオイルはてんかんに効くのか? 難治てんかんにCBDが奏功した症 […]
先日、THC、CBDに継ぐカンナビノイドとしてCBGを取り上げました。 もしかすると、現時点で日本のユーザーにとってCBGよりも馴染みがあるのは、CBN(カンナビノール)かもしれません。 2021年に登場したCBN製品は […]
バッドトリップとは 精神作用のある物質によって引き起こされる不快体験は、俗にバッドトリップと呼ばれています。バッドトリップにもある種の学びがあり、必ずしも悪いものとは思いませんが、予防方法や対処法についての知識を持ってお […]
この度、一般社団法人Green Zone Japan(筆頭研究者:正高佑志)と国立精神・神経医療研究センターの共同による、日本の大麻使用者を対象とした健康への影響の実態を把握するための横断調査結果が学術論文として公表され […]
大麻の所持で若者を逮捕し未来の可能性を狭めるべきではないという意見は、少しづつですがこの国でも理解を得つつあります。一方、さらに踏み込み、大麻を合法化し積極的に活用すべきだという主張に対しては、現時点では世論の同意が得ら […]
嗜好目的の合法化に伴い、妊娠中の大麻使用の是非についても議論がなされつつあります。妊娠中の大麻使用が胎児の知的機能に影響を与えるのではないかという懸念については、影響は考えられているよりも軽微であることは過去に記事にしま […]